12/15〜12/31までに読んだ本
新カテゴリーに「アート」を追加。
何というか身も蓋もない分け方ではあるけれど、あれこれと考えるのも面倒だし、大雑把でいいや、みたいな感じ。
今回のイチオシはkiki『あたし彼女』と甘詰留太『ナナとカオル』1巻。
『あたし彼女』はジェネレーターなんか作られててネタっぽく扱われてますが、寝付けない深夜に読んでみたら、垂れ流しのラジオか友達の会話を聞いているようで普通に面白かった。ツッコミどころは山盛りだとしてもストーリーはしっかりあるし、構造的な上手さ(ケータイ小説のお約束も含む)もある。よかったです。
『ナナとカオル』は私の好きな甘詰留太が帰ってきた!という感慨があった。エロくて肉感的で見ているだけで悶々としてくる画面の密度!初めて甘詰留太に触れたときを思い出しました。とりあえず『チャンピオンREDいちご』には見習ってほしいと思います。
■小説
田中ロミオ『人類は衰退しました』(4)
古川日出男『ハル、ハル、ハル』
kiki『あたし彼女』
■エッセイ
逢坂剛・北原亞以子・福田浩『鬼平が「うまい」と言った江戸の味』
筒井康隆『乱調文学大辞典』
■マンガ
福満しげゆき『僕の小規模な生活』(2)
ラズウェル細木『大江戸 美味草子〜食と遊びの歳時記〜』
甘詰留太『ナナとカオル』(1)
北崎拓『さくらんぼシンドローム クピドの悪戯II』(10)
二宮ひかる『シュガーはお年頃』(2)
今日マチ子『センネン画報』
■アート
九龍城探検隊『大図解九龍城』
村上隆『スーパーフラット』
二宮ひかる『二宮ひかるオールコレクション「楽園」』
■雑誌
『ユリイカ』12月臨時増刊号「総特集♪初音ミク ネットに舞い降りた天使」