我が家を牛耳る牛汁。




寒いですね。連日どうにも。こんな寒いときには汁モノに限ります。味付けが適当でもだいたいどうにかなる料理でもあります。ここ数日、我が家では冷蔵庫の残り物整理を兼ねて「牛汁」を食べております。


昆布と干し椎茸を水に浸して半日ほど。会社を出る前に浸けていって、帰ってきてからつくりました。大根、人参は銀杏切り。こんにゃくは菜箸で穴をぶすぶす開けて、塩をふって少し置いてから洗い、手でちぎります。冷凍してあった牛切り落とし肉を解凍し、具を鍋に放り込みます。しばらく煮ます。


アクをすくいつつ具が煮えてきたら、昆布を取り出し、味噌(我が家では愛用のマルコメ「液味噌」を使いました)と醤油少々で味をつけて、また煮ればできあがり。牛肉から出た出汁がこってりして、なかなか食べごたえのあるひと品になりました。


今日の朝はこれに焼餅を入れましたが、味噌と餅の相性はとてもよろしく、あったまるおいしい朝ごはんになりました。いまは晩酌をしつつ、豆腐とキムチと豆板醤を加えてチゲ鍋風にしていただいていますが、これがすこぶるうまい。太るのでやりませんが、ご飯を入れて、卵を落として雑炊にしたい……!


今度は、前に本で読んだ汁モノを試してみるつもりです。想像するだけでおいしそうなのがわかっているので、いまからつくるのが楽しみ。日々こうして、少しでも楽しみを積み重ねて生きたいものです。