某ネットカフェより(3)




ついに3連泊となってしまった。
ネカフェ難民初級くらいには認定されてもよいのではないかと思っている。いや、甘いか。日雇い仕事などしていないしな。ただの漫遊であるしな。すみません。
さて、なぜ私が「ちょっと一杯」したり「450円のかけうどんで〆」をしたりしているかというと、実は、明日帰ることにしたからである。本来は明後日の夜行バスで帰るつもりだったが、思いのほか事が上手く進み、スタンプも残るところあと1つとなった。そこは土日だけ受け付けてくれるので、明日の午後に伺うつもりだ。午前中に綾菊酒造の蔵開きに行き、午後は最後のスタンプを回収すれば、私の旅の目的は達成されてしまうわけである。となれば、滞在費を考えても、どうせ高松でお遊びはできないわけであるから、帰京してしまってもよいではないか、と思ったわけである。バスの受付のお姉さまに訪ねたところ、明日の19時までに高松駅前の窓口に来て、バスに空席があり、100円の手数料を払えばチケットを変更してくれるそうだ。私が乗ってきたバスにも空席は見られたから、おそらく満員ということはないだろう。そんなわけで、私の一人旅も明日で終幕。つまり、1日分の滞在費と宿泊費が浮いたということである。そんなわけで、一杯飲んだりしていたわけだ。もう飲みたくて飲みたくて仕方なかった。川鶴酒造なぞ東京に帰ったらなかなか飲めないかもしれないし、最後にちゃんともう一杯と思ってもよいではないか!
えー、まぁ、飲み屋で1400円うどんに450円が清水からダイヴ級の贅沢であるし、今晩もネットカフェ泊まりであるし、多少の満喫もお許しください。ちなみに今日はマッサージチェア席なので、うぃんうぃん揉まれた後、リクライニングMAXで爆睡するつもりである。そうして高松最後の夜は更けていく。あぁ、健全。なんと、健全なことよ。