これからは下処理いらずでこりこりおつまみ。








砂肝とエノキの酒蒸し風。


肉屋をふらふらとしていたら、無性に砂肝が食べたくなって買ってきました。タイムセールで安かったのもよかった。で、砂肝といえば、面倒なのが下処理です。いわゆる銀皮を外すのか、なかなか手間なのですね。


でも以前、銀皮だけとっておいて煮付けにして食べてます、みたいなネットのレシピを読んで、それなら別に銀皮ついたままでもよくないか、と思いました。で、「なぜ銀皮を外すのか」を調べたら、食感の問題らしい。あの部分が火を通すと硬くなる。だから外す。じゃあ、硬くならないような調理をしてみれば……ということでつくってみました。


ルクエのスチームケースにエノキを敷き、半分にカットし、銀皮に切れ目を入れた砂肝を並べる。そこに塩と胡椒と日本酒を振り、チューブにんにくを転々と置く。電子レンジに6分かけ、そのまま6分蒸らす。ポン酢をさーっとかけてできあがり。


スチームケースは全体的にふっくら仕上がるのが特徴。酒蒸しもふっくらとした感じになる。ダブルふっくら効果で、さて砂肝ですが、たしかにやや硬めではあるものの、どうということはありませんでした。お店で出てきたら人によっては「おいおい」って言いたくもなるかもしれませんが、家でちゃちゃっとつくって食べる分には、これでまったく構いません。むしろこりこり感がさらに増して、食べ応えがあり、それもいい肴です。