ギョニソーと美少女。








魚肉ソーセージとじゃがいものカレー炒め。


実家にいる頃、それほど魚肉ソーセージとの縁はありませんでした。それが大学生になってからというもの、急速にお近づきになりました。理由は言わずもがな「さくら水産」のせいだと思います。せい、なんて言ってはいけませんね。おかげ、です。


安価でボリュームが出るギョニソーは、ジャンクな風味が持ち味。ラズウェル細木酒のほそ道おつまみレシピ』にも、こいつを使ったレシピがあります。今日はそれを参考に、台所にころんと転がっていたじゃがいもを合わせてみました。


フライパンを熱して、油を敷く。にんにくを入れて香りを出し、ギョニソーを焼く。そこに細切りにしたじゃがいもを加えて、塩コショウをして、さらに炒める。じゃがいもが透き通ってきたら、酒を振りかけ、カレー粉を加えて味付けする。


ギョニソーとカレー味の組み合わせは、鉄板です。ビールを飲め、とお酒の神様からお叱りを受けているようなうまさです。仕上げにガラムマサラを振ると、グッと味が深まります。だけど、もしかするとギョニソーにとって、それは過剰なお化粧なのかもしれません。こってりと、盛りすぎなのかもしれません。ナチュラル系メイクでちょっぴりチークだけ、そんなのがギョニソーには似合うのかもしれません。


頭の中でそんな美少女を思い浮かべながら、発泡酒をすすりました。美少女はともかく、味は素敵でした。だいたい美少女でギョニソーって、それはそれで、なんか卑猥です。あ、なんかこういうの書くの久しぶりな感じがする。