タマネギがないならもやしを食べればいいじゃない!








またしても、もやしが、冷蔵庫にありました。それなりに近場のスーパーで1袋15円で、興に乗って3袋買い、食べたり冷凍したりして2袋弱消化したのですが、1袋残ってしまった。賞味期限も切れてしまった。これはまずい。なんとかせねば。


とりあえず前回もやった「つくね作戦」を試してみることに。もやしをフードプロセッサーで挽きました。あれ、これなんだかタマネギに似てるな……そう思って、とりあえず油で炒めてみました。味がなさそうなので、顆粒鶏がらスープと味の素をふりかけて、と。


牛の切り落とし肉も挽いて、ニラも挽いて、ボウルに入れます。生卵、片栗粉、塩、砂糖、醤油を入れて、かき混ぜて……やっぱりゆるゆるとしていたので、作戦を変更してお好み焼き方式で行くことにしました。そうと決まれば重曹も入れます。


どことなく中華な雰囲気があったので、ごま油を引いて、フライパンで焼きます。強火で熱したフライパンに、タネを入れて、それから弱火にしてじっくりと焼きます。両面しっかり焼き目をつけて完成!タレはごま油、ラー油、醤油、お酢を混ぜました。イメージは韓国料理のチヂミです。


うん、なかなかいけます!チヂミという感じではないけれど、ふっくらとしていて、ボリュームもあります。もやしは水っぽさもなく、しっかりと味気のある具になっています。ニラのアクセントもいい感じ……って、あれ、食べていて気づきました。


これ、餃子の中身なのでは。


白菜やキャベツはないけれど、イメージ的には、というか味の方向性が限りなく餃子です。つまりもやしがいっぱいあるときは、挽いて味付けて餃子に混ぜるという手があるのですよ!うおお、もやしすげぇ!もやしをどれだけ安く手に入れるかで、食卓のヴァリエーションが広がるってわけですよ!


フードプロセッサーをお持ちの奥様。もやしを挽いてみてください。不思議なインスピレーションが湧くはずですから。