深川めしならぬ、えーと、なんだ?








彼女がしじみを買ってきました。近所の商店街で口説かれたか何だか知らないけれど、いわゆる行商というようなおじさんに勧められて、買ってしまったそう。しじみの味噌汁なんて二日酔いの時にカップ味噌汁を買うようなものだから、あるならあるで、なかなか嬉しいもの。それに一人暮らしだと、シーフードにはなかなか手が出ません。


ところが彼女が味噌の配分を間違えた。ちょっと薄いのです。ほんのり味噌味、くらい。そこで、昨晩夕食で食べてしまった2食分を引いた残り3食分、炊き込みご飯にしてみました。


醤油、酒、顆粒昆布出汁を加えて味を調え、しじみの身だけをくりぬいて加え、炊く。いい感じに色艶ついてよい香り。ちょっとやわらかく炊けてしまったのが残念ですが、刻みのりをまぶしてかっこむと幸せ満点です。こりゃうまい。


最近、お米を無洗米に代えたおかげもあって、炊き込みご飯が気楽につくれるようになりました。何か汁が残る→分量量る(だいたい、汁カップ1で米1カップ)→浸水して炊く(中火→弱火→蒸らし)、という順序を踏めばOKなので、助かっています。できあがったら冷凍すれば何日分になりますしね。


とりあえず、何かしらの「うまい汁」があるときには、米を炊いちゃうのをオススメします。特に一人暮らしでは、一膳ずつ冷凍できるタッパー(5個で300円くらいであります)を用意すると、毎日の食事が楽になりますよ。詰めて、即効冷凍しちゃうのです。とりあえずご飯とおかずがあれば、なんとかなる!