海南鶏飯(ハイナンジーファン)







前回の日記で書いた海南鶏飯、ネットでレシピを調べてみると色々とやり方はあるのだが、基本はほとんど同じようだったので、簡単にできそうなところを選び取ってやってみた。そしたら、これが結構、うまくいった。おいしかった。ちなみにレシピは2人分である。


水450ccを沸騰させる。
鶏ムネ肉300g(適当)の両面に塩をふり、よくすり込む。
      ↓<1>水450cc(蒸発するので少し多めにする)を沸騰させ、鶏ムネ肉、ネギの青いところ、しょうが1かけ、にんにく1かけを入れ、30分ほど煮る。
火加減は沸騰させず、弱火でことこと。
(米1合に対し200ccのスープが必要になるため、水分は人数分で調節する)
      ↓
鶏が茹で上がるころに、<2>別の鍋にごま油を熱し、にんにく・しょうがのみじん切りを色が付くまで炒める。
      ↓<2>に生米(といだらザルで水気を切っておく。無洗米だと省けて簡単)を入れ、ごま油で生米をコーティングするように、炒め合わせる。
      ↓<1>で出来た鶏スープを<2>に加える。
      ↓
鍋で米を炊く要領(http://allabout.co.jp/gourmet/cookingabc/closeup/CU20020509a/
などを参考し(わからなければgoogle先生やおばあちゃんに聞いてみよう)炊飯。
      ↓
茹でた鶏肉をスライスし、炊き上がったご飯と皿に盛る。
ごま油少々、醤油、ナンプラーを混ぜたソース(これは各自アレンジしてよい)をつくり、鶏肉にかける。
      ↓
南国情緒をなんとなく感じながら、おいしくいただく。


基本的に「火加減」と「ほっておく」のが肝心になる料理なので、小細工がいらない分、結構簡単。
ご飯がうまく炊けるか炊けないかが勝負の分かれ目。
ちなみに、ご飯は硬めに炊けるはず。油でコーティングしたせいで水分を吸いにくいからだそうですが、これはこれで、パラパラとした食感でおいしい。米から鶏の味がじわっとして、そこへソースの味と茹で鳥の味がかぶさってきて、かなりよい。簡単なのにハマれる一品。ソースの研究に燃えてしまいそうな予感がする。